Spring 2.3.0 で時刻オフセットの書式コロン付き+09:00みたいに変わっとるやん
正確には jackson-databind 2.11.0 で。
- jackson 2.11 リリースノート
- Change default textual serialization of
java.util.Date
/Calendar
to include colon in timezone offset #2643
このへん見ると分かるけど、Spring Boot 2.2 系列は jackson-databind 2.10.x が採用されていて、 2.3.0 で 2.11.0 が採用されている。
コード:
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結果(2.2.8):
…Spring Boot 2.3.0 から H2Database の名前 jdbc:h2:mem:testdb じゃなくなっとるやん(デフォルトでは)
前はここに書いた通り固定で jdbc:h2:mem:testdb
という名前だったのにこれでアクセスできんようになってしもた。
起動ログに
o.s.b.a.h2.H2ConsoleAutoConfiguration : H2 console available at '/h2-console'. Database available at 'jdbc:h2:mem:30591993-9fe2-4068-a5e2-05b263e3495b'
みたいに出るのでここで確認しよう。
というか、素直にプロパティで
Spring MVCにはJPA EntityのIDからエンティティオブジェクトに変換する機能がある(が、2.3.1では機能しない)
追記: 2020-07-24にリリースされた2.3.2, 2.2.9 でこの問題は修正されました。ただし、2.1.16では未修正のままのようでした。
Spring Bootは Spring Data Commons を利用して、Thymeleaf(など)からのリクエストからオブジェクトへ変換する際、Sprint Data JPAと連携して、IDからエンティティオブジェクトへマッピングする機能があります(3.2. Property population)。
Spring Security OAuth 2.0 Client(OAuth 2.0 Login)でトークンの管理をしているのはOAuth2AuthorizedClientService
私も今回の質問(本文末参照)を見たとき少しの間勘違いしてしまったのですが、OAuth2.0のクライアントがどこで各リソースオーナーのトークンを管理しているかと言うと、アプリケーションコンテキストであって、ユーザのセッションコンテキストなわけが無いですよね…
Spring BootのGradleでのデバッグ実行方法
gradle bootRun --debug-jvm
というように、--debug-jvm
オプションを付与すれば良いようです。
これで、デバッガ接続の待受状態で起動します。
So many UserDetailsService samples considered harmful for beginners
やっぱり一発目の Spring Security やってみたで UserDetailsService 使うのは止めようず。So many UserDetailsService samples considered harmful for beginners.
はじめに
ちょっと待って!その UserDetails、本当に必要ですか?で書いたことの繰り返しなんですけども。
…List#contains(null)は使わないほうが良い
List
(などのコレクション)が要素に null
を含むかどうかの判定に、 contains(null)
を利用すると NullPointerException
が発生することがあります。
リファレンスには次のようにあります:
UserDetailsServiceは誤解されている
サンプルコード等だけを見ていると UserDetailsService
を利用することがSpring Securityの唯一の認証処理実現方法だと誤解しがちですが、 UserDetailsService
はむしろユーティリティライブラリくらいの立ち位置で、別に利用しなくても実現可能です。
Alpine Linuxでglibcじゃないことに起因する問題ってちょくちょくあるよね
…と少し思い返していました。といっても思い出せたのは次の2つなのですが。
Alpine特有の問題については、「取り敢えずglibc/GNU版コマンドをインストールしてみろ」ってのが最初に採ってみる方策としてアリなのかも。
CompletableFuture覚え書き
CompletableFuture
の一連の非同期処理 ほげAsync
は、デフォルトでは ForkJoinPool.commonPool()
という ExecutorService
で実行されます。
そしてこの ExecutorService
のワーカスレッドはデーモンスレッドであるため、非デーモンスレッドが無くなると(≒ メインスレッドが終了すると)プール内の処理を完了させること無くプロセスが終了します。
Javaのソースファイルはpackageに対応したディレクトリ階層に置かなくても良い?
…packageの宣言と実際のディレクトリが一致していなくてもmvn compile(やjavac)が成功するんですが、そういうもんでしたっけ?
ミニマル `.vimrc`
kubernetesの試験を受けるに当たって、最小限の .vimrc
を覚えておくためのメモ:
set autoindent
set expandtab
set tabstop=2
set shiftwidth=2
DockerfileのENTRYPOINTに対応するのはcommand, CMDに対応するのがargs
CMD と command が対応しているわけではないのでまぎらわしい…
Kubernetes リファレンス:
参考として Dockerfile リファレンス:
…