Windows11へStable Diffusionをインストールしたときの作業ログです。
簡単に
現時点では AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui というパッケージが最もメジャーな様なので、このREADMEに従ってインストールを進めることにしました。
(webuiという名前なので別途本体のインストールが必要なのかと思いましたが、all-in-oneなパッケージのようです)
いくつか詰まった点もあったのでそれらも記録しています。
作業ログ
READMEの Automatic Installation on Windows の記述に従います。
(注: 上記リンクは私が参照した時点の最新コミット)
Python インストール
WindowsでPythonのバージョン管理は pyenv-win が主流な様なのでこれをインストールします。
初めはscoopでインストールしたのですが不具合がありPythonインストールに失敗するので、scoopからはアンインストールし pyenv-winのREADMEl に書かれている PowerShellでのインストール法で実施しました。
Pythonのバージョンは 3.10.6
を使えとREADMEにあるので、このバージョンをインストールします:
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デフォルトの python
コマンドが利用されるのを停止します。READMEにある次の文章に相当する作業です:
NOTE: If you are running Windows 10 1905 or newer, you might need to disable the built-in Python launcher via Start > “Manage App Execution Aliases” and turning off the “App Installer” aliases for Python
スタートメニューから「アプリ実行エイリアスの管理」を選択し、表示されたリストから次の項目をオフにします:
- アプリ インストーラー python.exe
- アプリ インストーラー python3.exe
git clone
Gitはインストール済み。
Git Bash上で作業します。
stable-diffusion-webui リポジトリーをclone:
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Python呼び出し方法編集
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利用したいバージョンの python
が使われることを確認したら、 webui-user.bat
を次の通り編集します:
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実行
上で編集した webui-user.bat
をダブルクリック(あるいは右クリック > 開く)で実行します。
正しく設定が行えていればダウンロード処理などが始まります。
ダウンロードが終わればウェブブラウザーが起動し http://127.0.0.1:7860/ が開かれました。