はじめに
ランニングが原因で筋肉痛になっていたと考えていた痛みが1ヶ月以上治まらず整形外科で診察を受けたところランニング障害と診断されました。
この症状について、行った対策などを記録していこうと思います。
完治するまで更新予定です。
経緯
2024-07末ごろから、運動不足を解消しようと思い週末にランニングを始めました。
筋肉痛が長引くなあ、と思いながら2ヶ月ほど、つまり9月末ごろまで走っていたのですが、ランニングを1時間続けると歩くのも大変な痛みが発生するようになり、少しランニングを休止することにしました。
ところが1ヶ月後、11月になっても痛みが治りそうな気配も無い(ちなみにウェブの情報によると普通の筋肉痛は48時間程度で治まるそう)ので整形外科で診察してもらったところ、「ランニング障害」と診断を受けました。
ランニング障害とは何ぞや、という話は日本スポーツ整形外科学会の次のリンク先に資料があります:
- パンフレット > 運動器疾患とスポーツ外傷・障害
- Vol.3 ランニング障害(前編)
- Vol.4 ランニング障害(後編)
ランナーにとって馴染みのある「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」「シンスプリント」「疲労骨折」「アキレス腱症(炎)」「アキレス腱付着部症」「足底腱膜症(炎)」といった主に下肢にみられる障害が、ランニング障害として知られています。
ということで、「ランニング障害」とは色んな症状の総称のようですが、私の場合、疲労骨折は無いものの、ランニングに使う下半身の筋肉の至る所が痛い、といった具合でした。
似たような症状が出たときにやった方が良いと思うこと
- スポーツ整形、とか、スポーツクリニック、とか「スポーツ」という名前の付いた整形外科が近所にあれば診察してもらいに行ってみる
- ランニング障害に関してこれまで3つの整形外科に行ったのですが、設備や先生の知識にずいぶん差があると感じました。敢えて施設に「スポーツ」を冠しているのは一つの目安になるかなと思いました
- 1つの病院にこだわらず、数か所で受診するのもアリだと感じています
- スポーツ整形外科だとスポーツ分野に明るい理学療法士が在籍されている(ことが多いと思う)のですが、その方から教えてもらったストレッチ、マッサージ方法はかなり有用だと感じました
- YouTube とかでも見られるのですが、実際にやるのと見るだけでは力の入れ方とかの理解度が変わってきます
- 逆に、スポーツ整形外科でない整形外科に在籍されている理学療法士の方からは、正直今回の症状に対して有用な情報・対処を受けられませんでした
対処として効果があったもの・無かったもの
効果があったものから順に書いていきます:
- 入浴してストレッチ・マッサージ
- ストレッチ、マッサージはそれまでもやっていたのですが、先生から入浴中や入浴で体を温めた後に行うと効果が高い、とアドバイスを受けたのでやってみたところ、1回目から体感できるほど効果が違いました
- ストレッチ方法は前述日本スポーツ整形外科学会の資料に記載があります。また、私は通院時に理学療法士の方から教えてもらいました
- サポーター
- 膝より下(前脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋あたり)の痛みに対しては効果が絶大でした
- 実は最初に効果を感じたのはレッグウォーマーでした。つまり、締め付けの圧力はゆるくても効果がありました
- 太もものサポーターも購入したのですが、こちらは効果がイマイチでした
- ロキソプロフェンの湿布(外用薬)
- 椅子に座っているとお尻の筋肉(梨状筋?)が痛んで仕事中に集中力が途切れて困っていたのですが、これでだいぶ緩和しました
- お尻以外には全然効果を感じられませんでした
続いて、効果を実感できなかった対処について書いていきます(あくまで私の場合です):
- 電気治療
- 1つめに行った整形外科で毎日通うように薦められましたが、10日ほど通って全く効果を実感できなかったので止めました。330円/日でした
- 内服薬
- ロキソプロフェンとカロナールを処方してもらいましたが、なにも効果を実感できませんでした。一般的には外用薬より内服薬の方が効果が高いはずなので期待していたのですが…
おわりに
お風呂の治癒効果を実感する出来事でした。
社会人になって以来、忙しさもあってお風呂は使わずシャワーで済ます生活をしており長い年月を過ごしてきましたが、今回のことをきっかけに入浴が一日の習慣に戻りました。